葬儀の作法は学校でも教えてくれるところは少なく、家族に教えて貰うかネットで調べるしかありません。
中でも、焼香のやり方を知らない方は結構います。
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自己流でやってはいませんか?もしかしたら、あなたが今までやっていた方法は間違っているかもしれません。
数珠を持っている場合と持っていない場合の2パターンをご紹介します。
○数珠を持っている場合
1.遺族や僧侶等に向かって一礼。
2.数珠は左手で持つ。
小指から人差し指の4本にかけ、落ちないように親指で押さえる。
3.右手の親指から中指までの3本で抹香を行う。
この時、つまむように行う。
4.合掌。
数珠は両手の人差し指から小指までの4本にかける。
5.故人に向かって一礼
6.遺族や僧侶等に向かって一礼
宗教によっては2回、3回と繰り返す場合もあります。
数珠が長い場合は二重にして使います。
○数珠を持っていない場合
「家に忘れてしまった」「子どもだから持っていない」等の理由があり、数珠がない可能性もありますよね。
数珠がなくても、焼香のやり方は変わりません。
数珠がないだけですので、特別な作法等はありません。
学生のうちは数珠を持っている方が珍しいので、大人になったら自分で購入するようにしましょう。
すでに数珠を持っている方は忘れないように、法事へ行く際の持ち物と一緒にまとめておくと良いです。
○正しい作法を身につけて
焼香以外にも知られていない作法があります。
法事等でよく見ると、「あの人他の人と違う動きをしているな」という方がいます。
変に目立ってしまうため、葬儀における作法はしっかり身につけておきましょう。