葬儀は大切な方との最後の別れです。
後悔のないように終わりたいものですが、中には終了後に「ああすれば良かった」「これにしておけば…」と悔やんでしまう方もいます。
実際に葬儀をし、後悔したことを2つ紹介します。
○故人との別れの時間をもっと増やせば良かった
私の主人の葬儀をした時の後悔です。
参列してくださる親族や友人、会社関係の方との挨拶に気を取られ、主人との最後をゆっくり過ごすことが出来ませんでした。
やっと落ち着けたのは、火葬中の会食です。
しかし、火葬している最中は火葬場へ行くことは出来ず、行ったところで遅いのです。
ご臨終の直後から葬儀会社探し、お通夜や葬儀の準備等に追われていました。
日々疲労がたまり、1日が終わるとすぐ眠りについてしまったのです。
眠くても数分、数十分だけ別れの時間を作ればと後悔しています。
○一般葬ではなく故人らしい葬儀にすれば良かった
私の父の葬儀をした時の後悔です。
母はすでに他界、上の兄弟がいなかったため私が喪主を務めました。
父は仕事人間で社内に限らず取引先の方とも仲良くしていたのです。
ですので、家族葬は選ばず一般葬を選びました。
しかし、いざ葬儀を開いてみると味気ない普通の葬儀となってしまいました。
近年は葬儀も故人の希望を出来る限り尊重出来るよう、葬儀会社がより配慮してくれるようになってきたようです。
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こだわりが強く個性的な父のために、もっと他とは違う父らしい葬儀にすれば良かったと後悔しております。
○後悔のないように
今回は私が葬儀で後悔してしまったこと2選を紹介しました。
これから葬儀を行う方は後悔しないようにして頂きたいです。
葬儀での後悔は一生心に植え付けられ、ことある事に思い出してしまいます。
全てを1人で抱え込まず、家族や親族等に任せられる部分があるのなら任せてしまったも良いでしょう。